飛車角抜きでハードル高し

 ステージから客席へ、一番こちらのエネルギーが伝わりやすいパートと言えば、「歌」である事には、異論はない事でしょう。で、その次と言うと・・・ドラムかな?人間の肉体が発するエネルギーが高いほど、有利と思われます。事実、その辺のアマチュアバンドのコンサート、歌とドラムがある線までいってれば、それなりに楽しく聞けるものです。また、大人数バンドというのも有利と言えるでしょう。一人一人のエネルギーが小さくとも、大勢で一つの事に集中すると、それなりのパワーを感じます。「祭り」の原理か?

さて、丸加プロジェクト。エレキギター×2&ベースの3人のみ、まず、人数的に貧弱です。歌とドラムと言う、ライブでは最も効率の良い武器が無く、飛車角抜き状態。電気の力を借りて爆音も出せるものの、肉体から発するエネルギーは、指先で細い弦をはじいているだけの微弱なもの。しかもビジュアル的に人の気を引く要素があまり感じられない、オヤジ3人組。これでステージ上から客をノックアウトできるか?はなはだ疑問であります。TRFになぜダンサーがいるのか?わかるような気がします。
この問題への解決策は、今の所思いつきません。出来る事は・・・、一人一人が2人分くらいのオーラを発せられるよう、インドの山奥へ修行に行く事ぐらいでしょうか・・?

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