ギターが二人いるという事・・

 はっきり言って今まで、ギターが二人いるバンドというのは苦手でした。自分がリーダーを務めるバンドでは当然、私の他にギターを入れた事は無いのですが、頼まれ参加的なバンドで何度かギター二人というのを経験しましたが、ストレスがたまってたまって、長続きしませんでしたねぇ。弾いていると「何でそこでそう弾く?」「そこはもっと引っ込まないとアレンジ的におかしいでしょう?」「自分の音だけじゃなくてちゃんとみんなの音を聞けよ!」という不満がたまって、「私やめま〜す・・・(+_+)」となるのでした。

そんな訳で、実はギターが二人いる本格的なバンドというのは、多分この丸加プロジェクトが初めてになるかな?で、まだ顔合わせもしていない訳ですが、多田穰司を想定しながら曲を作るのが、こんなに楽しいとは!と初めての快感に酔いしれております。

自分じゃ弾けないけど、多田穰司ならだいじょぶだろうと言う安心感のもと、無謀なフレーズが飛び出してくる訳ですが、結局、それと釣り合うようなギターを私も弾かなきゃなくなってしまい、曲作りの途中で、弾けないフレーズをメトロノームでゆっくりから練習し始める・・、という状態。鍛えられます。(しかし、今 Podcast に上がっている曲も、けっこうつぎはぎで録音しているので、ライブで弾くには相当の個人練習が必要です。弾けるようになるのだろうか?)

“自分じゃ弾けないけどフレーズがイメージできる”という事は、私にもまだまだ上達の余地が残されているという証拠であろうと、勝手に喜んでおります。自分の技術、感性の殻を破ってゆけるという事は、幸せな事なのであります。

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